hellhouse

これも古いですね
エクソシストと同年代です。

なんといいましょうか...
日本的な怖さがあります。
ただ欧米のこの手の映画って今一フィットしないですね。
やっぱり悪魔、ゾンビ、殺人鬼っぽい方が欧米らしいと思いました。

あ。
決して「面白くない」というのではなく(むしろ面白かった)、このヘルハウスは洋画にしては珍しく幽霊、心霊ものなんです。

悪魔も出なければゾンビも出ません。
スプラッターといった血がドバドバ、エグいシーンバンバンなんてありません。その辺を期待すると失敗すると思います。
一応ホラーなんで流血シーンや死体は出ますけど、メインは心理的な恐怖であり、加えてミステリー仕立てになってます。

 

過去何人もの犠牲を出してきたベラスコ邸。通称「ヘルハウス」。
その屋敷の調査を依頼された4人が、幽霊屋敷の正体を暴くために館で1週間過ごします。

・物理学者:バレット博士(クライブ・レビル)
・その奥さん:アン・バレット(ゲイル・ハニカット)
・女霊媒師(心理霊媒師):フローレンス・タナー(パメラ・フランクリン)
・以前調査に参加し唯一無事だった男霊媒師(物理霊媒師):ベン・フィッシャー(ロディ・マクドウォール)

初日からタナーによる交霊を試みますが、タナーに憑依した何者かに「出ていかないと殺す」と予言され、ポルダーガイストに見舞われます。
その夜タナーの寝室に憑依した「ベラスコの息子」と思しき幽霊が来て、タナーに助けを請います。

一方、霊現象をエネルギーと捉えて、科学的に解決を図ろうとするバレット博士。サポートするアン(つか、夫に付いてきただけの一般人?)。
貝のように心を閉ざし、前回同様無事に帰還することに執着するフィッシャー。

次第にエスカレートしてくるポルダーガイストの中で、少しずつヘルハウスの核心に迫ってゆきます。

 

物語は昼なのか夜なのか判らない霧に包まれた重苦しい屋敷(一応画面に日時が出てきますが)が、全体を通して暗い雰囲気を出しています。
ポルダーガイスト現象もオーソドックスなのですが、一貫した暗い雰囲気の中、怖さを保ちながら一気に観せてくれます。

もっとも「今時分の映画だったらここでドッキリが出てくるだろうなぁ」と思ったところはスルー。といった残念感はありますが、心理的な怖さは損われません。
むしろドッキリ部分が少ない分ストーリーがスッキリし、逆にリアリティが出ているようにも感じます。

余談ですが、パラノーマル・アクティビティと似たような表現(日時を記す)や心霊現象があります。その意味ではパラノーマル・アクティビティの背景設定を荘厳な館(むしろお城?)にした、70年代の映画といったイメージを持ちました。

ネタばれになりますので仔細は省略しますが、パラノーマル・アクティビティが好きな方は、ミステリー要素を併せ持つホラー映画として一見の価値はあると思います。

 

これまた余談となりますが、部屋を整理していたら「ケンタッキー・フライド・ムービー」が出てきました。
VHSビデオでw
DVD化を望んでいた一本ですが、DVD化されませんねぇ

ホラーではないですが、そのうちレビューしたいと思います。